ベイザー脂肪吸引手術のあとに生じうる、施術部位の形状の問題についてまとめました。
Q.脂肪吸引をすると皮膚の表面が凸凹になると聞いたのですが、本当ですか?
A.必ずと言うわけではありませんが、凸凹になることもあります。ただし、ベイザー脂肪吸引の場合は、従来の脂肪吸引よりもそのリスクが低いです。
従来の脂肪吸引では、先端にメスのついたカニューレという器具を使い、メスで脂肪をそぎ落としながら吸引する方法で行っています。この方法は非常に難度が高く、経験の浅い医師が扱うと皮膚表面が凸凹になってしまうことがあるのです。
一方、ベイザーの場合は脂肪をメスでそぎ落とすのではなく、超音波で遊離させて吸引する方法で行っています。つまり、メスを扱う技術は不要なので、その分医師の技量の違いにより凸凹になるリスクはほとんどありません。
ベイザーによる凸凹に関する口コミ
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全身麻酔をしてもらい、お腹と太もものベイザー脂肪吸引を受けました。 術後、目が覚めてもとくに痛みはなく、噂に聞いていた凸凹もありませんでした。 術前との比較写真で、かなり細くなっているのを確認。大満足です。 |
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「従来の方法で3000ccの脂肪を吸引すると、仕上がりが凸凹になるかもしれない」と説明を受けたので、仕上がりが美しいと評判のベイザーで吸引してもらうことに。 実際に3000ccを吸引してもらいましたが、凸凹もなく、カウンセリング通りの美しい仕上がりになりましたよ。 |
Q.脂肪吸引をした部分の皮膚は、たるんでしまわないのでしょうか?
A.元の状態によりますが、たるんでしまうこともあります。これは主に「皮膚の状態が原因でたるんでしまう場合」と「脂肪を吸引する部位が原因でたるんでしまう場合」に分かれます。
前者の「皮膚の状態」とは、皮膚の年齢、すなわち患者さんの年齢に応じた状態のことを指します。若い方は皮膚年齢も若いことが多いため、脂肪吸引で一時的に皮膚がたるんでしまったとしても、ある程度の期間を置けば、皮膚は術後の形に合わせて縮み、ふたたび張りのある状態へと戻ります。
一方、皮膚年齢が高い場合は、若い皮膚に比べて伸縮性が劣っています。そのため、なかなかもとの状態のようなハリには戻りにくいのです。後者の「脂肪を吸引する部位」と言うのは、もともとハリの強い部分であればたるみにくく、ハリの弱い部分であればたるみやすいという傾向によるもの。ハリの強い部分だと太ももやお尻、逆に弱い部分は二の腕が挙げられます。
ベイザー脂肪吸引後の皮膚のたるみに関する口コミ
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普通の脂肪吸引に比べてベイザーの場合は「術後にたるむ可能性が少ない」と説明されたので、安心して手術を受けることができました。 |
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事前のリスク説明で、「たるむかもしれない」と言われ少し心配でしたが、私の場合はたるむことなく綺麗な仕上がりになりました。 |
Q.脂肪吸引をして細くなれたとしても、体のラインが不自然になってしまうのではないでしょうか?
A.体型や吸引する医師の技術により不自然になることもあります。脂肪を吸引するだけならば、とくに難しい技術ではありませんが、吸引後の形を想像しながら施術をするのは、決して簡単なものではありません。細くなったはずが、かえって体のラインが醜くなる、ということもありえます。
たとえば、全身に脂肪が多く付いている方が、お腹の脂肪吸引だけを行ったらどうなるでしょう?お腹は単独で存在する部位ではなく、「肩~バスト~お腹~ヒップ」という流れの中にある一部位です。お腹だけの脂肪を吸引した場合、その流れを唐突に切るようなものなので、明らかに不自然なラインになるでしょう。この現象は、他の部位でも同じことです。
つまり、人の体がどのようなラインを持てば美しく見えるか、あるいは不自然にならないかといった、デザインの美的感覚が医師には求められるのです。体のラインが不自然になるかどうかは、医師のセンスや技術、そしてそれに対応できる医療機器の問題に帰着すると言えるでしょう。
脂肪吸引後の体のラインに関する口コミ
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デザインが上手な先生だったみたいで、ウエストに自然なくびれを作ることができました。もっと早くベイザーを受けていればよかった…。 |
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脂肪吸引できれいな脚になりました。形も満足です。おしゃれをするのが毎日楽しいです。 |